「令和7年度 愛知環境イノベーションプロジェクト」に採択されました

株式会社クロスイーは、愛知県が推進する「令和7年度 愛知環境イノベーションプロジェクト」において、弊社の提案テーマが採択されました。
本プロジェクトは、カーボンニュートラルや資源循環に資する先進的な環境技術・ビジネスモデルを企業と大学、研究機関などが連携して実証・社会実装することを目的としています。

採択テーマ概要

弊社が開発した低温炭化技術「CarboProシリーズ」を活用し、食品残渣・農業残渣などの有機廃棄物を化学脱水反応で炭化処理することで、CO₂排出を抑えつつ有用な炭素資源(バイオ炭)を生成する実証プロジェクトを行います。
この技術により、廃棄物の削減・地域循環型エネルギーの創出・土壌改良や水質改善など、多面的な環境価値を実現します。

CarboPro紹介動画

地域とともに進める循環型モデルの構築

本プロジェクトでは、大学・自治体・地域企業と連携し、愛知エリアを中心に**「廃棄物を資源へと変えるカーボンサイクルモデル」**の構築を目指します。
また、生成された炭化物を地域の農地や環境修復プロジェクトへ活用することで、地域発のカーボンニュートラル実現に寄与してまいります。

今後の展望

今後は実証プラントの運用を通じて、炭化効率・CO₂削減量・経済性の定量評価を行い、社会実装モデルの確立を目指します。
株式会社クロスイーは、「Organic Waste to Carbon Resource」というビジョンのもと、環境負荷低減と地域経済の両立を図る持続可能なソリューションを提供してまいります。

参考リンク